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夫婦凌辱
第2章 第二幕:妻の誘拐、そして愛する夫との屈辱的‘ご対面’
「成ちゃん…。無事だったのね、よかった」
我が子との再会に涙する順子。だが、その感動の対面もつかの間、順子は苦境に立たされる。周囲の異様なムードに怯えつつも、4歳児はにあられもなく全裸で大の字磔にされた母を不思議そうに見つめる。
「どうしてままは、はだかでしばられてるの~~?」
母として、女として屈辱的仕打ちを受けた順子には、説明のしようがない。夫がどういう経緯で狙われているかはいまだ知る由もない順子だが、裸で磔にされたことを考えれば、これから自分が受けるであろう仕打ちを息子に見られたいはずはなかった。
「あ、あのね、ママはね・・・」
恥辱に巨乳をフルフルと震わせつつ、口ごもる順子。その時、ホストの傍らに歩み寄った配下の男が何かを耳打ちした。
「そうか…。よし、すぐここへ連れてこい!! 良かったですねぇ、奥さん。ご主人様がもうじきここへお見えになりますよ、可愛い貴女をお迎えに、ね」
「誠さんが…」
年甲斐もなく救出を待ちわびる囚われの美女、めいたロマンティックな気持ちに一瞬だけ浸る順子。しかし、それは束の間の事だった。

だが、救出に来たはずのナイトはあまりにも無様だった。2人の男に担がれ、半分意識を失うほどに痛めつけられた誠は、後ろ手に縛り上げられたまま、順子の前に投げ出された。順子、成太に続いて間嶋家三人目の捕虜となった誠。
「ま、誠さん…」
「じ、順子、成太…。お、お前たちまで」
順子は言葉を失うしかなかった。
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