この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢想姫の逃避録
第10章 崩れ去る幸せな日々
日が傾き始めた頃、カレーが完成した。
あとはカレーをよそって、バルコニーに持っていけば完成!

「緋奈ー!テーブルと椅子のセッティングできたよ!」
「本当⁉︎ こっちもカレー完成したよ♪」
「お?持って行こうか?」
「いや!緋奈が運ぶからいいよ!ありがとう♪」
「秘密の事してたから?まあいいや。気をつけてな!」
「ありがとう!」

サラダに盛り付けをしていると、ユウガが思い出したように部屋に戻っていった。
なんだろう?なんか怪しいぞ……?

でもユウガもサプライズするのかな?って前向きに考えて、部屋を覗くのはやめる事にした。
緋奈のサプライズも見ないでいてくれたしね。

カレーを2人分バルコニーへ運んでいった。
熱いから気をつけなきゃな……

そう思いながらバルコニーへ向かった。





思わず背筋が凍りついた。
見た事のある人がそこにはいた。
いや、一生見たくない、会いたくない人がいた。
……………なんで…いるの?





「緋奈!やっと見つけた!心配したのよ‼」
「ほら何やってんだ帰るぞ‼‼‼‼‼」
親だった。
その隣にはお坊さんらしき人がいた。
随分、お歳を召した仙人みたいなお坊さんだった。

そう思っているのも束の間、父親がカレーを持って立ち尽くす緋奈の腕を強引に引っ張って連れ去ろうとした。
「いやあああああああ‼‼‼‼‼‼‼‼‼」


ガシャアアアアアアアアン‼‼‼‼‼‼‼


/126ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ