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愛が欲しかったんです。
第3章 思わぬ出会い
Tonさんも降りてきたようだ。
少し遠くにTonさんの姿が見える。
しかし、私は振り返らず、別の路線に乗り込むため階段をおりる。
トイレに行って拭きたい気分だったが、それより早く帰りたい、その一心だった。

Tonさんからのメールにも気付かず私は夢中で階段をおりた。

とんとん、と後ろから肩を叩かれる。
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