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牙をむけられた瞬間~良牙と利一沙~
第2章 秘密の部屋
少しずつ開けたドアから眩しい光り
が差し込んで、私は目を細めていた。
光りが強すぎて部屋の様子を見ることが
出来なかったが、良牙はすごく興奮している
様だった。
しばらくして、目が慣れだしてから
見た部屋は
白い壁に小さく空いた窓。
薄いカーテン。
そして
小さなベッド。
すごく小さな部屋でベッド以外何も置けない状態。
凄く綺麗な部屋で、良牙は一人舞い上がっていた。
「ここ。気に入った!
なぁこの部屋、2人だけの秘密な!」
良牙は、宝物を見つけた子供の様にはしゃいで
満面の笑みで笑っている。
初めて会った男の子なのに
なにも知らない初対面の男の子なのに
良牙の笑顔を見ると、凄く愛しく、切なく
そして悲しくなるのは何故なのだろうか。
胸が凄く暑い。
やっと会えたね!
っと私の何で誰かがそう言ってる気がした。
私の中で、違う "私"がいるような気がしてならなかった。

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