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第15章 寂しさ

―志穂side―

泰基にメールをし色々考えてたら
具合が悪くなり保健室で休んでいた。
起きて携帯を見ると何通か泰基からメールと
隆介からメールが届いてた。


To 志穂

今日久しぶりに一緒に帰らない？
試合も終わったし少しテニス休んで
志穂と一緒に居たいんだけど…(^^)

――――――――――――――――


隆介に嫌われてる…
そう勘違いしていたけど違ったみたい！
プラスに考え一緒に帰る事にした。

そして家に帰ってたわいもない話をした。
でも隆介のクチからはテニスの話が多かった。
その度私の胸はチクチクと刺さる。

その時、

―ピンポーン―

泰基が心配して訪ねてくれた。
ホントに泰基は常に助けてくれる存在だった。
でも隆介が来てる、、と告げると
泰基の顔から笑顔が消えコンビニの袋を
差し出し帰って行ってしまった…