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深海のパンツァー
第8章 6*リヴァイアサン
機龍はロールアウトする。

その戦闘艦の名は計画通り“リヴァイアサン”
対空機銃は“パールバレット”
魚雷は“トライデント”
多目的右左舷アームは“バンダースナッチ”


諸元を知る、ジョルジュは艦長に抜擢され、上級士官学校卒業後に異例の中佐となった。

搭乗員は死を覚悟した幹部のみであるが、志願する隊員の練度は低く、多方面からレオンハルトの推薦状にて召集を行うこととなる。


複雑な構造に対応できるようレオンハルトは機関長にロージア一の技術者と名高く、高専時代の先輩でもあるシグー=ヴェサリウスを技術大尉として招く。

対戦長に同じく上級士官学校を卒業し、貴族の出であるコンラッド=ゲイツ少佐。

難航したのが、航海長である。

レオンハルトには既に決まった人物がいたのだが、その人物の名はクストー=グーン。
彼は国立郵船局長の息子であり、海軍兵籍を有する海軍予備員でもある。

海軍予備員とは、
平常時は、船舶勤務員として従事する者。

戦争悪化を懸念されると海軍に召集される。

ロージアでは、官職たる船舶勤務員は強制的に海軍予備員となる。


貴族は自身の後継者を軍人にはしたくないものだ。
グーンは代々郵船局を運営する一族の長男である。

独身であるが、召集されれば年長となる。
そして、軍人でない彼には階級の前に“特務”がつく。
医者でも特務の場合は大尉が最高級である。



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