この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
鬼畜倶楽部
第1章 出会い

須藤 祐子 32歳 既婚
《出会い》
いつもの様に、仕事場の帰り道
いつと同じ、何も変わらない駅からスーパーへ寄り、夕飯の買い物をして薬局へ寄り、いつもの格安の水を買う。
いつと変わらない。
愛する旦那の為に、夕飯の支度をして帰りを待つ。
そんないつもと変わらない、同じ事の繰り返し
だった、筈なのに・・・
あと少しで、自宅のマンションまで少しの所で、目の前に何か落ちている。
まだ遠目では単なる黒い物、多分何かゴミとか、見たくはないが何か小動物の死骸かなと、少し避けて通り過ぎようと近づくと、それは黒いサイフの様に見えた、しかも少し厚みがある。
なんと無く、辺りを見回すが誰も居ない。
別に悪い事をしている訳でも無いのに、拾うか拾わないか、何故かドキドキしている。
なんだか、拾う事すらイケナイ事の様に。
通り過ぎれば、いいだけの事なのに、もしかしたら大金が入っていて、持ち主から後で少しでもお礼が貰えるかな?そんな事まで数秒で頭をよぎる。
やはり、気になって拾っい買い物袋に入れ、さらに辺りを見回して何故かドキドキしながら、その場では無く自宅まで持って帰ってしまった。
自分でも初めての経験だったので、その場で見て、警察にでも届けるのが一般的なのかもしれないが、何せ初めての事 いつもと違う事に何故か悪い事でもしたような後ろめたさで、足早に自宅まで早足で帰って来た。
取り敢えず、買い物をした袋をキッチンのテーブルに置いて、さっき拾ったサイフの様な物を取り出した。
黒の開きのサイフ
男性特有のカードと紙幣のお金を入れる二つ折りのサイフだ
ドキドキしながら開けてみる
一瞬 目を疑う程のお札が見えた。
急にドキドキが増して、よく見てみると全てが一万円札
パッと見ただけでも50いや100枚位ある
何故かわからないが喜んでしまった。
のもつかの間、急に罪悪感が襲ってきた
どうしよう、こんな事、どうやって警察に説明しよう
「道で、拾って 家に帰って見たら沢山のお金が入っていたから、届けました 」
何故そこで見て、届けなかったのか、疑われる?
あまりの大金に、自分でもどうすればいいか、一瞬判断に困った。
その時
ピンポーン ピンポーン
玄関の呼び鈴が鳴った。
《出会い》
いつもの様に、仕事場の帰り道
いつと同じ、何も変わらない駅からスーパーへ寄り、夕飯の買い物をして薬局へ寄り、いつもの格安の水を買う。
いつと変わらない。
愛する旦那の為に、夕飯の支度をして帰りを待つ。
そんないつもと変わらない、同じ事の繰り返し
だった、筈なのに・・・
あと少しで、自宅のマンションまで少しの所で、目の前に何か落ちている。
まだ遠目では単なる黒い物、多分何かゴミとか、見たくはないが何か小動物の死骸かなと、少し避けて通り過ぎようと近づくと、それは黒いサイフの様に見えた、しかも少し厚みがある。
なんと無く、辺りを見回すが誰も居ない。
別に悪い事をしている訳でも無いのに、拾うか拾わないか、何故かドキドキしている。
なんだか、拾う事すらイケナイ事の様に。
通り過ぎれば、いいだけの事なのに、もしかしたら大金が入っていて、持ち主から後で少しでもお礼が貰えるかな?そんな事まで数秒で頭をよぎる。
やはり、気になって拾っい買い物袋に入れ、さらに辺りを見回して何故かドキドキしながら、その場では無く自宅まで持って帰ってしまった。
自分でも初めての経験だったので、その場で見て、警察にでも届けるのが一般的なのかもしれないが、何せ初めての事 いつもと違う事に何故か悪い事でもしたような後ろめたさで、足早に自宅まで早足で帰って来た。
取り敢えず、買い物をした袋をキッチンのテーブルに置いて、さっき拾ったサイフの様な物を取り出した。
黒の開きのサイフ
男性特有のカードと紙幣のお金を入れる二つ折りのサイフだ
ドキドキしながら開けてみる
一瞬 目を疑う程のお札が見えた。
急にドキドキが増して、よく見てみると全てが一万円札
パッと見ただけでも50いや100枚位ある
何故かわからないが喜んでしまった。
のもつかの間、急に罪悪感が襲ってきた
どうしよう、こんな事、どうやって警察に説明しよう
「道で、拾って 家に帰って見たら沢山のお金が入っていたから、届けました 」
何故そこで見て、届けなかったのか、疑われる?
あまりの大金に、自分でもどうすればいいか、一瞬判断に困った。
その時
ピンポーン ピンポーン
玄関の呼び鈴が鳴った。

