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Dolls…
第17章 悪魔のささやき
私から椎葉さんを求めた。

じわりじわりと浮き彫りになる自分の本性と、次々に思い出されるさっきまでの情事の記憶。

顔を埋め、思い出すのを拒否しようとしても頭に次々と流れ込む記憶の映像。




"イクッ…あぁぁっ!!"



━━━━━━っ!!


喉が痛むほどに叫んだり、淫らな隠語を口走ったり、最悪な記憶が甦ってくる。

一体、私はどうなってしまったのか…。

何が私をそんなふうにしてしまったのか、わからない。

私は一体、何に駆り立てられたというのか…?




めちゃくちゃにされた後はいつも腰が痛い。

後が辛くなるとわかってるはずなのに、それも気にしないぐらい私は椎葉さんを求めた。

全部…、覚えてる…。



めちゃくちゃにされて、意識が飛んでしまった私を椎葉さんが介抱してくれたんだ。

裸のままじゃ風邪を引いてしまうかも知れないから部屋着を着せて、私をベッドに寝かせてくれたんだ。


意識が飛ぶまで椎葉さんに抱かれた。

それはいつもみたいにムリヤリにじゃなく、私から椎葉さんを求めた。

自分から椎葉さんが欲しいと思った。

こんなことは初めてだった。

私から椎葉さんが欲しいなんて初めて思った感情だ。



布団の中だと熱が籠って、余計に顔が熱くなって息苦しい。

布団から顔を出してさっきまで自分を悔いた。


どうしてあんなことを思ってしまったのか…。


あの時の私は、ただ椎葉さんが欲しかった。

それ以外の事は何も考えていなかった。

それだけは紛れもない事実だ。

快楽で頭がヤラれてしまってあんな事を口走ってしまったのか…。


いくら考えても答えなど出て来ない。













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