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Dolls…
第26章 Dolls…
「待って…、椎葉さん…っ」

必死に力を込めて椎葉さんの胸元を押し返そうとするがびくともしない。

椎葉さんの興奮を煽るだけ。

自分で決めた事とは言えいきなりこんな…。

こんな状態じゃ恥ずかしくて頭がおかしくなりそうだ。


「椎葉さ…」

「待てない。もう1秒だって我慢しない」






椎葉さんの腕が力一杯毛布を剥ぎ取り、毛布はソファの下にハラリと落ちてしまう。

そのせいで、私の肌はその場でさらけ出されてしまった。

煌々と明るいシャンデリアの電気の下で、椎葉さんに見つめられて

私の顔も体も恥ずかしさで真っ赤に染まって行く。

「しばらく見ないうちに、痩せたな…」

私の体を見つめた椎葉さんが一言、そう呟いた。

私の体を知り尽くした椎葉さんなら私の体の変化などすぐに見抜いてしまう。


胸元の膨らみに垂れ下がる私の髪を指に絡め取り


「髪も…、ちゃんと手入れをしてなかったのか?…傷んでしまってる」


安藤さんのマンションにいた時は、そんなもの気にしてなかった。

手入れをしたところで誰に見られるわけでもなかった。

またこうやって椎葉さんに触れてもらえるなんて思っても見なかったから。

椎葉さんが好きだと言ってくれた私の黒髪。

「あ、だって…」


すると、椎葉さんは私の首元に顔を埋めて触れれる部分全てにキスを施していく。

椎葉さんの唇や吐息、前髪の毛先が肌に触れてくすぐったい。

安藤さんの唇と違って何故か嫌じゃない…。

それどころか心臓がドキドキして今にも破裂しそうだった。


「ん…、あ…」

私の心臓の音、椎葉さんに聞かれてしまいそうなほど距離が近い。










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