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貸出奴隷 裕美子
第3章 地下室の家畜奴隷

達也様が出ていかれた後、裕美子は、達也様からいただいた奴隷の心得の紙を読み返していました。




地下調教室での家畜奴隷心得

一. 身体、精神のすべてを主への奉仕、主からの調教に捧げること。
一. すべての時間は調教のためのものであり、明示的な許しがない限り、睡眠や休憩の時間はないものであること。許可なく居眠りなどした場合は厳罰に処せられるものであること。
一. 主が室内に不在の間、縄等による特段の拘束がなされていない場合には、入り口に向かって土下座の姿勢で主の戻りを待つこと。
一. バス、トイレは主が室内にいて、かつ、明示的な許しがあった場合にのみ使用できるものであること。これに反した場合、または粗相して調教室を汚(けが)した場合には、厳罰に処せられるものであること。
一. 500発の鞭、1000ccの浣腸、6時間のフェラまたは全身奉仕、5回の飲精、前後の穴への12時間のバイブ類装着が、家畜奴隷に課せられた最低限の一日の務めであること。これらをひとつでも欠く場合は、調教日数にはカウントされないものであること。ただし、いずれかの項目において上記の2倍以上を務めた場合には、それ以外のいずれか一項目の欠落は特別に許されるものであること。




達也様はいまここにはいらっしゃいませんが、「明示的なお許し」はいただいていませんから、裕美子は睡眠はもちろん、休息も取ってはいけないのです。そして、後ろ手に縛られてはいますが、土下座の姿勢を取ることはできます。

(本当に厳しいご調教・・・)

改めて両目からこぼれる大粒の涙を拭うこともできないまま、裕美子は地下室の入り口に向かって正座し、縛られた上半身を深々と倒して、額を床につけた姿勢になりました。いつお戻りになるか分からない達也様を、この姿勢のままでお待ちしなければならないのです。
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