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第6章 パンティ狂争曲　～麻由美の仕掛け～

ましてや部長の左手が麻由美の後ろやテーブルの下に隠れたりすると、何をやっているのかと不安に思う。

こちらから見えないところであんなことやこんなことを麻由美はされているんじゃないかと思えば気がきではない。

ましてや麻由美は今日もスカートを穿いているのだ。

腹の中はそうなのだが立場的に表向きは笑い顔を絶やすことはできないし、上司に合わせて飲み続けなくてはならないから厄介以外の何物でもない。

始まってまだ間もないというのに、はやくこんなの終わってくれないかなが海老原の本音だ。

それともう一つ海老原が気なっているのが隣に座っている髙木芳子のことだ。

日中に麻由美から聞かされた「芳子もあなたのセックスに興味がある」発言がよみがえってくる。