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そそり勃たせる人妻
第7章 下着を着せてあげる
それで二人は天吊りの案内標識を注意して見ながら障害者用のトイレを目指した。

裏階段の踊り場奥に障害者用のトイレも用意されていた。

やっとあったと海老原はホッとして天を仰ぐと、こちらから対角の上からトイレの入口に向かって防犯カメラのレンズが光っているのが目に入った。

「ちょっと着替えてくる。・・・。一緒に入るぅ?」

またからかって麻由美が聞いてきた。

海老原が戸惑うものだとばかり決め込んでいたのだが、男はその上をいき、なにやらよからぬコトを思いついて「うん」と即座に頷くとドアを横に開き「さあ」とばかりに動こうとしない重い女の腰を押して中に入ろうとする。

「ちょっ、ちょっとぉ」と誘っておきながら予想外の反応をされて逆に戸惑う麻由美。

「早く、グズグズしてたらあのカメラで見られて警備員が来ちゃうよ」
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