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そそり勃たせる人妻
第3章 慣れた女とのSEX
もちろん社内の人間は海老原と静江の二人がこんな関係でいるなんて誰も知らない。

「なんだ、来てたのか」

「ずいぶん遅かったんですね」

「残っていた仕事終わらせてから飯食って、ちょっと飲んで来たからな」

「そうだったんですか」

「来てるって連絡くれてたら、まっすぐ帰ってきたのに」

「いいえ、驚かせようと思っただけだから別にいいんです。気にしないでください」

服を脱ぎながら横を過ぎていく海老原から微かな女の匂いがするのを嗅ぎ取って、どこかで遊んできたなと静江は直感したが問い詰めることはしない。

自分に男を喜ばせるほどの胸がないことを自覚している静江は、海老原がオッパブに行くことは公認しているほどだ。
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