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第7章 動揺 × 鉢合わせ

しばらくすると、唯が前に話していたお店が目に留まった。

折り返しかかってくるかもしれないし、しばらく時間潰すか…。

俺はその店のドアを開いた。

「いらっしゃいませ。お一人様ですか？」と声を掛けられ、

「はい」と答えると、

「カウンターへどうぞ」と店の奥へと案内された。



「………唯」

そこには眼鏡をかけた男と楽しげに話す唯がいた。