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第5章 心配無用

会えない日が続きた頃

「桐山 あの女、指輪してがらりとイメージ変わったけど、別れたのか？あの一言が効いたのか、なかなか良いことだ」

「智美になに言ったのか？」

「何って桐山が落ち込んでいる事言っただけだか？」

あぁそれでか？僕に嫌われようと雰囲気変えたのは・・・・

「桐山、何笑っているんだ？」

「お前もたまには良いことするんだ、サンキュ、指輪ってこれか？」

「そうそ・・・・・れだ、桐山？」

「あぁ、そうだ、いつものあれだ」


キクショ、いつものよいにしたのにこいつらは何故別れない？
桐山の女には今まで効いていたのに


「お前が壊そうとするなら、智美の叔父に密告するが？そうなるとどこか僻地へ移動させれるな、僕達には、関わるな、いいか？」


まあいいか、何も桐山に言わなくともあの女に言えばいいんだしな、

「智美に何も言うな・・・・」


「あぁわかった」