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二人の距離は350m
第4章 デート?
「そろそろお昼ですね…どこかお店に行きましょうか」

伊丹が言うと、
「サンドイッチ作ってきたんです。販売機でコーヒーでも買ってイートインスペースで食べましょう」
露葉は肩からかけたバッグを軽く叩く。

「え…それって食べられるモノですか」

不安げな顔をする伊丹の足を、露葉は思い切り踏みつけた。



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