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二人の距離は350m
第4章 デート?
「ダメだ、できないよ」

伊丹は露葉の両肩を掴んで押し返した。

「先生が抱いてくれないなら、私 このまま外に出て最初に通りかかった男の人に頼みますよ」

「そんな…どうして君は自分を安売りするんだ?」

「だって先生がダメだって言うから…」

「そういう問題じゃない。本来セックスは好きな相手とするものだろう?」

「好きな人なんていません。だから先生にお願いしてるんじゃないですか」



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