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二人の距離は350m
第4章 デート?
「なんでって…あの日、気づきませんでした?私、こういうの興奮しちゃうんです」

「こういうのって…下着を着けずに出歩くことがかい?」

「はい。でも一人で街中を歩く勇気はなくて、だから…」

「僕を、連れ出した?」

「…すみません。私、友達もいないし先生しか頼れる人がいなかったんです」

「…」

「先生、もう1つ恥ずかしい告白があるんです。私、先生とセックスしてからオナニーじゃ足りなくて…お願いします、抱いてください」

俯いたままの伊丹に抱きつくと、その瞬間 彼の身体が強ばった。




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