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シリウスの小説執筆方法論
第7章 パワハラ・セクハラ・ストーリー・プロットを公開
次に一番大切なことですが、官能シーンについてです。
「官能小説」は「官能シーン」があるから官能小説なのであって、私はこれを更に細かいシーンに分けて、プロットを作りました。
「行為別」と言ってもいいかもしれません。

★上を脱がすシーン
★下を脱がすシーン



★挿入時シーン
★射精時シーン

という具合に。

そして更にその「シーン」を、描写すべき項目<動作描写>、<視覚描写>、<感触描写>に細分化しました。
その項目を埋めると必然的にそのシーンが出来上がるということです。
つまり執筆作業をある程度の「ルーティン」にまで“押し下げた”のです。

私の目指すところは「次に何を書くか、わかっている状態」にいつも自分を置くことにあります。

「創作作業」を「ルーティン」まで“落とす”。
何か本末転倒のような気がしますが、最初にここまで“落とす”のが「創作作業」であり、それから先は、その細分化された項目を“どう描写する”かに作者の最大の技量がかかっています。

そうすることによって、逆に一番大切な“描写”に頭を集中できますし、今まで書いてきたことを“忘れてもいい”のです。
この「今まで書いてきたことを忘れてもいい」というのも執筆時のストレスの軽減になります。

思い付くまま“感性”で書いていると、その場の思いつきでシーンを作ってしまい、それを覚えておかないと、のちのちのシーンとの整合性が危うくなるのです。
ですから、何回も読み返す羽目になる。

はじめに書くことを決め、それを細分化し、それに従って書いていけば、執筆時のストレスは大幅に減ります。

つまりそのために『プロット』は必要なのです。
まだ、プロットを作ったことがない人は、一度その必要性を視野に入れてみてください。

でもプロットの作り方には“決まり”がありません。
人それだと思います。
要は、「自分が次に何を書けばいいか見渡せるもの」であればいいのです。

今回公開したのは私の独自の様式ですので、これにならう必要はありませんし、すべての書くことを網羅しているわけでもありません。
やっぱり、頭の中にしまい込んでいる項目もあります。
(例えば、伏線のはり方とか)

これを、何かの“とっかかり”の材料として見ていただければ幸いです。

次回の章では、今回掴んだ『描写の仕方』についてお話ししたいと思います。


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