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タンバリンでできたオーロラ
第25章 愛女神28
 ちょっと顔みしてくださいよ。

 ――恥ずかしいわ……

 恥ずかしいって。
 別にアフロディーテだからって、アフロヘアだったりするわけじゃないんでしょ?

 ――まあ、違いますけど。

 と、いきなり夢の中でパアアアアと光が射した。
 すると風の妖精たち(っぽいナニかが)飛び交い。キュプロスの花びらが舞い降りる。そこへ打ち寄せるザッパーンと波しぶき。

 オシャカ様でも生まれたかというような過剰演出で顕現されたのはセーラー服姿の美少女だった。

 ――チャーリィ。愛してるわ……

 ちょ……なんなのこの展開!?

 ――私は愛の女神。私の至る所に愛は生まれ、美が育まれる。

 あー、もしかして愛することしかできないのか。
 それしか言えないってやつ?

 ――そうです。

 なんでセーラー服なの?

 ――マイブームなので。

 ……深くは追求すまい。

 しっかし、美少女やーん。

 セーラー服姿のアフロディーテは、それでも全然俗っぽくなくて、さすがは神様ってもんだなと感心してしまった。

 下手したら援助交際とか言いだしかねない感じなのにな。

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