この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
タンバリンでできたオーロラ
第30章 エロくて新学期!
みんな、どーしてそんなにノリノリなんだよ!
さらか先輩もそんな様子を見渡して満足気に頷くと、再び僕に向き直った。
「さあホラ、トシアキ君も……」
そう言って、机から降りると、椅子の上の僕を跨ぐようにして仁王立ちとなる。
近い……近すぎるよ!
ほとんど体を覆いかぶせるようにして、身を屈めて僕のアソコに手を伸ばす。
開いたブラウスの間から、今度こそはっきりと胸の谷間が目に飛び込んできた。目と鼻の先の距離。むふわっと匂い立つ甘い女の香り。
良い匂い……ああ、これ……頭がクラクラする。
一瞬、隙を見せた瞬間にベルトの金具とズボンのボタンが外されて、さらか先輩が僕のジッパーを降ろし始めた。
「あっ……あっ‥…あっ……ちょっと先輩! そんな! 駄目……」
「何がいけないの? 風紀委員でしょ? ちゃんと模範になるように……」
「いやっ! 風紀委員とか、模範とか、意味わかんないですよ! つきあってもいないのにこんなこと!」
「……」
あれ?
さらか先輩の動きが止まった。しかもなにやら不穏な気配……。
恐る恐る顔を上げてみると、恐い顔をしたさらか先輩が僕を見下ろしていた。
「今の発言は聞き捨てならないわね……」
ええええ! どこがあ???
「トシアキ君、あなたは問題があるわ」
そう言ってさらか先輩は、問答無用で僕のジッパーを降ろしきると、ブリーフの下の膨らみをぎゅうっと握った。
「い……痛っ……」
「お仕置きよ。風紀委員に……いえ、我が校の生徒にあるまじき発言をした罰を与えます!」
どこがっ! 僕の言った言葉のどこにそんな所が?
だが、さらか先輩の指先が優しく下着の中に潜り込み、その冷たい感触にアレをなぞられた僕の口から漏れたのは、情けない程に切ない喘ぎ声だけだった。
「あはぁうっ……せ、先輩っ……」
「気持ちいいでしょう?」