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タンバリンでできたオーロラ
第34章 ドクター・オフィスラブ
優秀なナースであるマリカには、そんなことも計算の内だろう。
手を降ろせない俺のズボンを慣れた手際でスルスルと降ろしていく。

ドクター・オフィスラブは抵抗できぬまま為されるがまま。

「うふ……」

悪戯小悪魔となったマリカくんが、俺のルイージを引きずり出す。
勢いよくロケットスタートを切った俺のカートは彼女にクッパ様。

「あの……先生?」

これはマリカ君ではない。彼女の口は塞がっているのだから。

「どうされましたか?」
「いや、あの……大丈夫ですか?」

クランケが不安そうにしている。
そうとも、被術者とは手術に怯えるものだ。安心させてやらねば。

「ご心配なく」

俺はニッコリと微笑んだ。
しかし、マスクをしているので口元の表情が伝わらない。細めた目がけが笑みを伝えよう唯一の頼りだ。

そして、股間にマリカくんを従えたまま、施術台へと向かう。

「ドリル」
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