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タンバリンでできたオーロラ
第39章 ノート・アンド・クロッシーズ
ターン2

転送されたアタシはすぐ隣に人の気配を感じ取った。首をひねれば、それは歩実だった。アタシを見て目を丸くしている。いつも冷静で澄まし顔のあんたらしくもない……っていうか、それ以前になんなのよ。SMプレイみたいなボールギャグを噛まされて無様に半開きのその口は。

笑える顔。ざまあないわね。おまけに、手枷までつけちゃって……と、からかってやろうとして自分も全く同じように拘束具をつけられていることに気づいた。

何これ? これがゲームの趣向なの? 裁定者はなんつってたっけ……英語だったからよくわかんない。アタシ、ハーフだけど、日本語しかわかんないのよね。外人なのは見た目だけ。中身は純正日本人だからなあ。

あれっ、でも、どういうこと? 枷をはめられた自分の手を見降してアタシは驚いた。これ、日本人の肌じゃん! どうなってるの? アタシ、歩実みたいな黄色人種の肌になってる! 嘘、ちょっと感激! コンプレックスだったのよ、みんなと違うって。すれ違ったときチラチラ見られちゃうのって嫌だもの。
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