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タンバリンでできたオーロラ
第41章 などて君 虚しき空に消えにけむ
とまあ、そんな想いを今回の主人公である天野くんに託しました。彼もまた同じように悩みます。エロ小説なんでそこがメインではないですけど(笑)
ひとつだけ、作者としてちょっとだけ心が痛むことは、今回のヒロインである羽詩館まどかちゃんに対してです。
私がこの依頼を引き受けたことにより誕生することになった彼女は、生まれながらにして偽物、パクリキャラという名を背負うことになってしまったわけで、それは生みの親としては申し訳ないと思っています。私の責任以外の何物でもないですからね。
でも、書き上げてみたあと、彼女もまたタフな女の子で、そんなことは物ともしないで生きていくだろうとも感じました。受け止めてくれる頼もしい伴侶(パートナー)もいることだし!
そういうわけで、そんな彼女の宿命への想いを込め、小式部内侍の歌を作品の根っこに据えて構想いたしました。
大江山 生野の道の遠ければ まだふみもみず 天の橋立
虚空に消えてなければ、また次作でお会いしましょう!
読んでくれてありがとうございました!^^/
女も男も、お互いタフに行きましょう!
《『VTuberを始めた学級委員長(清楚)がエロすぎて困る』あとがき などて君 虚しき空に消えにけむ 了》