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らぶあど encore!
第3章 魔性の女達
「なんだと――!手長オランウータン!」


「手足が長いだけお前よりマシだ――!へっぽこ霊長類め!」


「こんのお――!」



「おっ?やるか?」


街中でポカポカ撲り合いを始める二人を他所に、祐樹は俯く野村の背中を叩いた。



「待ってても変わらないぜ?好きなら、さっさと拐っちまえよ」



「……あぐりの気持ちが、イマイチ良くわかんないんだよな」



「まあ、そりゃ本人に確かめないとな」



祐樹は、ふと部屋で自分を待つほなみを思う。




――ほなみは、今何をしているのだろう。


何を考えている?


こんな風に、俺の事を考えて恋しく思っているのだろうか――



甘く香る髪や、柔らかい微笑みを思い浮かべて、祐樹の脳内がほなみで一杯になると、居てもたってもいられなくなる。



祐樹は時計を見た。


(三時か……)


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