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新月
第6章 隠し事



「チヨさん、

私は何も出来ませんので、よろしくお願いします…。」


そういい、美月は頭を下げた。




「美月っ!!

頭を上げてください!!

私ごときが何の手助けになるかわかりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。」




…自分がどこまで美月の役に立つか、わからない。

だが、少しでも美月の手助けができるなら、頑張ろう——。




チヨは、決意した。

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