この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
新月
第9章 違和感



チヨは、美月が自身の部屋に入る音が聞こえるまで、目を頑なにつぶっていた。










——あぁ。


知ってはいけないことを知ってしまった——。








禁忌を知ってしまったという、重い恐怖心が、チヨの心を鷲掴みにする。






(かかさま。

かかさまは知ってらしたのかしら。


美月さまのお世話は、かかさま一人でやっていたのでしょう?)





しかし、テルはチヨに美月の存在を話したことがない。



どうあっても、聞くことなどできないのだ。












チヨは今宵も眠ることができなかった———。














/49ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ