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弟プレイ
第14章 続編,お風呂ドッキリ
 

白か、黒か。

散々迷った挙句、白に可愛らしいレースが縁取られた下着を選んだ。

オープンホックで開くブラジャーの胸元には小さなリボンが付いていて、下半身を隠すショーツは大胆な紐で結ぶタイプ。

私が持っている勝負下着の中でも、1、2を争う下着なのだ。


「……って、なんかヤル気満々みたいじゃない? ワタシ」


脱衣場で服を脱ぎ捨てながら、自分の気合いの入りようが恥ずかしくなる。

でも……蒼、待ってるって言ってたし。

どうせなら、可愛く見られたい。

そんな気持ちを抱く自分は、やっぱり女なんだなって実感する。


「ひとまずはシャワー浴び――」

「お、やっと来たか。遅いよ、姉貴」


タオル一枚だけで身体を隠し、風呂場のガラス戸を開いて呆然とする。

もくもくとした湯気の向こうに、浴槽に浸かる人影が見えた。

……って。

なんで蒼がここにいるのよ?!

 
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