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弟プレイ
第14章 続編,お風呂ドッキリ
「……蒼、アンタ。ここで何してるのよ?」
「さっき言っただろ? 待ってるって」
ニコニコと邪気の無い笑みで返されて、口端が引きつる。
確かに言ったけど。
私はてっきり『先にベッドで待ってるよ。』という、ベタな意味合いに受け取っていたのですが?
「早く姉貴も入ってこいよ」
浴槽から立ち上がり、湯気の向こうにある引き締まった肌がお湯をザバァッと散らす。
「わっ、私はいい! 蒼が先に入るなら後で――キャッ!?」
「逃がさない」
回れ右で逃げようとした腰を両手で拘束され、強引に浴槽へと引きずり込まれる。
ザァァと、お湯が勢いよく流れ落ちた。
「あー流石に姉貴と二人だと、狭いな」
人1人がようやく入れる大きさだ。
だから大の大人の私達が浴槽に浸かると、肌がピッタリと隙間なく触れ合ってしまう程に窮屈だった。