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弟プレイ
第14章 続編,お風呂ドッキリ
 

最初のセリフだけでもかなりの威力を含んでいるというのに。

更に恥辱を煽るように意地悪く囁かれて。

まさに、恥ずかしいセリフのオンパレードだ。

ダメ…ッ! もう限界!!


「や、やっぱり私上がる――」

「逃がさないって、何度言えば分かるの?」

「あっ…!」


逃げ出したい衝動に駆られて腰を上げようとしても、男の力にはやっぱり敵わない。

腰をホールドするようにがっしりと蒼の両腕が回されて、肌と肌が密着する。


「お願い……蒼」

「んー……」


こうなったら、泣き落とし作戦を実行。

潤ませた瞳で蒼を見つめる。

唸り声を上げて、暫し考えあぐねる仕草を見せた蒼だったが。


「そんな顔も誘ってるようにしか見えないから、やっぱムリ」


さらっと笑顔で懇願を却下されて、がくりと内心うなだれる。


「つうか、俺から逃げようとしたから、お仕置きね」

「お、お仕置き?!!」

 
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