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弟プレイ
第6章 甘美な悦楽
ほの暗く照らす照明を浴びながら。
私と蒼は互いの衣服を脱ぎ去った。
真っ白なシーツの海の上で、二人の肌以外に遮るものは何も無い。
「改めて向き合うと、やっぱり少し恥ずかしいね」
「……だな」
ひとつ屋根の下でずっと暮らしてきて、風呂上がりのタオル一枚の姿だって見られているというのに。
こうしてお互いの身体を改めて見てみると、なんだか妙に気恥ずかしい。
「だ、だから……あんまり見ないでって言ってるのに」
「んーそれはムリ。俺が今まで、どれだけ我慢してきたと思ってるんだよ?」
「うっ……」
そう言われては、反論のひとつも出来ない。