この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
狐面の男に 愛されまして
第5章 おムコさんに 愛されまして
もちろん彼女は恥ずかしかったから
急いで太股を閉じようとした。
でも、脚を広げる彼の両手が、そうすることを許さなかった。
ジュッ...
“ う そ…… ”
「──…ハァっ」
シュウの舌が、あり得ないところをえぐった。
あり得ない…だってそこは、汚いから
そんなところ…舐められるなんて
「…ん‥!?ん‥‥ハァ…っ」
「……」
「…う そ…だ、…ぁっ」
──嘘じゃない
彼は間違いなくその顔を股の付け根に埋めて
彼女の最も恥ずかしい場所に舌を這わせ…しゃぶりついていた。
じゅるっと音がして、熱いものが自分の中から吸い出される。
彼の行為も信じられないし、与えられる快感も…彼女の想像を越えていた。
「…ハァハァ ハァ…!…だ、め」
止めないと……
「…離れて、そこ…ッ、アっ、だめ」
脚を掴まれて腰を引けないので
彼女はシュウの頭に手をおいた。
これは…緊急事態だ
焦ったその手は、彼の髪の毛を掴んで引っ張る。
グイッ グイッ
「…汚い よ、…そこッ」
「──…ごめんね」