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ポセイドーン[短編]
第3章 メドゥーサ
一つの伝承では、元々美少女であったメドゥーサは、海神ポセイドーンとアテーナーの神殿の一つで交わったためにアテーナーの怒りをかい、醜い怪物にされてしまう。

(アテーナーはゼウスとメーティスとの間の子であり、性格は自由奔放で非常に気が強く、プライドが高い。メドゥーサやアラクネーなどの自分と張り合った人物に対しては、容赦なく罰を与えている。
アテーナーはギリシャの他の神々がそうであるように傲慢で自らを貶める存在には容赦ない報復を行うが、一方でゼウスの嫡男である同じ戦の神のアレスが血なまぐさい戦いの残忍さを象徴する神であるに対し、アテーナーは理知的で気高い戦士として登場する。海の神ネプチューンとの争いでは、ネプチューンが馬を作りだし人間に与えたのに対しアテーナーはオリーブの木を作り出し人間に与え勝利するなど思慮深い面を見せる。)


これに抗議したメドゥーサの姉達も怪物に変えられてしまう。


姉のエウリュアレーとステンノーは不死身であったが、メドゥーサだけは可死であったためペルセウスに討ち取られたとされる。


アテーナーはその首を自分の山羊皮の楯アイギスにはめ込んだ。
そして最強の盾となりました。



別の伝承では、美少女であったメドゥーサは次第に傲慢になっていく。
そして、とうとう女神アテーナーよりも美しいと公言してしまい、この発言がアテーナーの怒りを買い、醜い姿に変えられた。


この伝承では、姉妹が存在する場合としない場合がある。
メドゥーサは元は単独の女神であったとも考えられていた。
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