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あたしに全部見せなさいっ!
第10章 あたしに全部見せなさいっ!

「……電気、暗くしてよ」
「あ、うん、ごめん」

 柚留がベッドから下りて、部屋の電気を消してくれる。その間にこっそりと、毛布を手繰り寄せて体を隠した。
 戻ってきた柚留がやんわりと、毛布を取り上げる。

「これは、ダーメ」
「か、返せ……」
「なんで隠すの?」

 咎めるような言葉に、つい何も言えなくなる。

「は、恥ずかしい……」
「大丈夫、暗くて見えないから」
「あ……」

 柚留はそっとあたしの体をベッドに押し倒した。押し倒した、というよりは、寝かせてくれた感じ。それくらい、柚留の手つきは優しい。
 覆い被さってくる柚留に見下ろされ、また心臓が騒ぎだす。
 確かに今は暗くてよく見えないかもしれないけど、目が慣れれば意外とはっきり体のラインや表情は、見えちゃうものなんだからねっ。
 経験者であるあたしは、心の中でそう抗議する。
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