パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 あたしに全部見せなさいっ！

　自分の体の反応が信じられなくて、同時にひどく焦った。
　柚留のベッドのシーツを汚してしまう。慌ててその場で正座になった。すねの辺りに柔らかくてぬるぬるした肉が当たる。

「もう、平気？」
「……うん」

　柚留がゆっくりと、あたしの方を振り向く。
　あたしは両手でシャツの裾を握りしめた。考えてみたら、今身につけているものは引っかけただけのブラと、羽織っているだけのシャツ。下半身なんて何も身につけてない。
　すーすーする下半身が心細くて、すがるように柚留を見つめる。

「なんで正座？」
「だって……汚れちゃう。なんかすごい、あとからあとから溢れてくるの。止まらなくって……」

　もじもじと、おしりの辺りを動かしながら、答える。
　その言葉で察してくれたらしい。

「それは、汚いものじゃないよ？　まりねちゃんが感じてくれてる証だから、止めようとしなくていいんだよ？」