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貶女(おとしめ)
第13章 【○○警察署 相談室】
「まずはご両親に相談して、訴えるかどうかはそれから決めるんだね」

上田は青ざめた顔で黙りこむ莉桜の肩をポンと叩いた。

「裁判になれば、俺が言ったようなことを向こうの弁護士にも突っ込まれるだろう。君はそれに耐えられるかな…?」

生気をなくしてフラフラと相談室を出てゆく莉桜を、上田は肩をすくめて見送った。




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