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貶女(おとしめ)
第22章 【元基 side】
「ちょっとォ、笑っちゃカワイソーだよ」
「あんたこそ笑ってんじゃん!」

初対面の女に男性のシンボルを笑われ、悔しいというより恥ずかしくなって俯く。

「まぁまぁ、ボッキしたら それなりかもよ?」

真っ赤なルージュに咥えられると莉桜とは比べ物にならないテクニックに危うくイキそうになる。何とか踏ん張って即射は免れたものの、2〜3回目のストロークではぜてしまった。

「ちょっと早すぎでしょ、ボクちゃん?」
「顔がイイだけに、ガッカリ感がハンパないわ〜」


生まれて初めて味わう屈辱に震えながらシャツとズボンを手早く身に付け、僕は下品な笑い声から逃げるように部屋を飛び出した。



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