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貶女(おとしめ)
第8章 【学校編】彼氏と…
中学からモテていそうな元基が童貞とは意外だが、莉桜は彼のプライドを傷つけないためにも驚きを顔に出さないよう努めた。
「言いにくいことを隠さずに告白してくれてありがとう。黙ってるのはフェアじゃないから、あたしも言うね?あたし…1回だけだけどシたことがあるの」
正直な元基に嘘をつきたくなくて最低限の事実を伝えたものの、反応が怖くて目を見られず俯いてしまう。
「なんだ、良かった」
「え?」
「僕、スプラッタとか苦手だからさ、莉桜が痛がったり血が出たりしたらどうしようって思ってたんだ」
「言いにくいことを隠さずに告白してくれてありがとう。黙ってるのはフェアじゃないから、あたしも言うね?あたし…1回だけだけどシたことがあるの」
正直な元基に嘘をつきたくなくて最低限の事実を伝えたものの、反応が怖くて目を見られず俯いてしまう。
「なんだ、良かった」
「え?」
「僕、スプラッタとか苦手だからさ、莉桜が痛がったり血が出たりしたらどうしようって思ってたんだ」