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貶女(おとしめ)
第11章 【セクハラ教師 side】
「お前も酷いヤツだなぁ、友達を嵌めるなんて。ケンカでもしたのか、芦原と?」

「…どうでもいいでしょ、無駄なおしゃべりしてないでヤるならさっさとヤりなさいよ」


万引きの件を警察や学校にバラされたくなければ…という定番の脅しに屈したエミは、一度だけという条件で垂水と寝ることを承諾した。

「八時には母が帰ってくるんだから、それまでには終わらせて。あと、必ず避妊してよね」

「それが教師に対する口のきき方かよ」

「まともな教師は生徒の弱味に漬け込んで肉体関係を迫ったりしないわよ」




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