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第3章 ●わたしの乳首が変わってく…

茉奈の乳首からは、薄い乳白色の液体が零れ落ちていた。

露わになった右の乳首からは、一筋の線を描くように乳汁が流れている。
はっきりとは見えないが、スリップに隠された左の乳首も同様であろう。

「……素晴らしいわ…」

茉奈を観察してた女は、観察記録に「乳汁分泌確認」と書き入れると、そう呟いた。

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ベッドの上の茉奈の動きは、激しさを増していた。

「……アッ！……あぁん！…アッ…、あ、ぅン！」

少女は親指と人差し指で右の乳首を軽く摘まんでしごき、左手はせわしなくスリップの上で乳首をこすり続けていた。少女の指は、分泌された乳で少し濡れ始めていた。

（……あっ…！？あッ、アッ、あぁ………ッ！）
（…なんだか……ムズムズが止まらない……胸から…ムズムズが…全身に…ッ！）
（……あたし…あたし今どんな格好して……る…の…？……恥ずかしい…でも…これやめたら…。きっと……せつなくて……耐えられない…！）

少女の乳首を擦る腕の動きは激しく、その刺激による反応も相まって、脚の間にギュッとはさんでいる抱き枕が揺れる。そして、彼女が大きく腰をのけ反らせた瞬間、茉奈の敏感なクリトリスが、抱き枕の上を滑り、擦れた。

――ザシュっ…！

「……ァアッ！？」

（なんだか……胸だけじゃなくて、アソコ…も…ムズムズする…ぅッ…！）

快楽に引きずられて、だんだんと意識は戻ってきている。自分が「恥ずかしいこと」をしていることも、頭では分かっているのだが、初めての快楽――初めての自慰に耽る彼女に、周りを見る余裕などない。心の中で、「私はまだまどろみの中にいる、これは寝言のようなものだ」と自分を偽り続けて、目を閉じたまま、痴態を演じ続ける。