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第11章 エウローペー

その後あんなことやこんなことがあり(はしょりすぎ)、アテーナイの英雄テーセウスが自らミーノタウロスの生贄になることに名乗りをあげました。



そしてミーノースの娘アリアドネーが英雄であるテーセウスに惚れてしまう事がキッカケで、ミーノタウロス退治に発展していくのですが。



この話の結末は、アリアドネーとテーセウスは話の流れ的に当然くっ付いたのではないか？と思いますが…


結局アリアドネーとテーセウスは離別してしまったのです。


この話も２説あり、アリアドネーに一目惚れしたディオニューソスが彼女をレームノス島に攫ってしまったために、行方が分からなくなり、止むを得ず船を出港させたとも、薄情なテーセウスがアリアドネーに飽きたため、彼女を置き去りにしたとも言われている。





そして、ミーノースですが。



コーカロス王の娘たちがダイダロスを庇い、彼(ミーノース)は入浴中に熱湯を浴びせられて死にました。



人としての心があるならば、自業自得です。