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第13章 童貞コロシアム

　スタンドからヤジが飛ぶ。
　酷い言葉を浴びせられたというというのに、雪希はむしろ嬉しがっているように全身の肌を桃色に上気させ、ぎゅっと両腕を寄せて乳房を挟む。

「あっ……ああっ……も、申し訳ございません……、雪希のビッチマンコを……よ、よくご覧いただけるように……はあうぅんっ！」

　開いた緋裂に太いグローブの指を這い降ろし、淫汁に浸すように刺激を与える雪希。そうやって自慰をしながらも、巧みな体重移動でスゥッ……と観客席の方へと裸身を運ぶ。

「アッ……アッ……ウゥッ！　んはあっ……ど、どうですかっ！　雪希は準備できていますかっ！　っはあんっ！　このオマンコは……チンコスッポリの状態になっていますかっ！？」

　ぐしゅっ……ぐちょっ……ぐちょおっ！　じゅびっ……ぷっ……ぷちゅっ！

　可憐な白い乙女肉の中から溢れ出た淫液が足もとのリンクに飛び散る。
　これは誰がどう見ても準備完了だろう。文句のつけようがなかった。
　陰部を指がほじくる度に、じゃらりじゃにりと左右に振れるアナルビーズもその猥雑な情景に拍車をかける。