この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真夜中の贈り物
第14章 恥虐の性徒指導 受魔淫胎

「……だが、それもいつまでもつことかな?」

 そう言って、詠を拘束していない別の触手――それは、妖魔の男性器が伸びた、生々しい巨大な輸卵管のような形状をしていた――を詠の無防備に開かれた肉の入口の前に掲げる。

 クンクンと、匂いを探るかのようにその鎌首を詠の女の中心に近づけた触手は、ゆっくりとした動きで詠のソコへと吸い付いた。

(あ、ああ……これ……この器官……私の中に入ろうとしている。欲しい……早く入って来て欲しい。お腹の中、掻き回して欲しい……で、でも……)

 そんなことを許せば、間違いなく自分は陥落してしまうだろう。
 かろうじて、その危険を察知したわずかな理性が、詠を欲望のままに求めさせるのを止める。

 だが、体はそれを裏切っていた。

 きゅううんっと切ない律動が子宮から降り、歓喜に舌を出してお預けをする子犬のように、詠の心をそわつかせる。

「一言でいい。欲しいと言えば、これをやろう。淫魔として一千年を過ごした吾輩が保証する。これを挿入されて喜悦しなかった女はいない」

 そうだろう。
 それは直感でわかる。本能が理解している。
 だからこそ、だからこそ、そんなものを胎内へ呼び入れてしまう訳にはいかないのだ。そうなってしまえばもう勝ち目はないだろう。
/376ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ