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第2章 高2の4月。

寂しくなった原因はわからないまま、着任式と始業式が終わり、各自教室に戻ってく。

担任は…おばさん先生だった。私がなって欲しかった安藤先生は隣のクラスで、鈴木先生は、1組の副担になった。

担任のことを考えてると、
「さやーー。最悪。副担、顧問とか泣けない⁇悪いことできないじゃん…。なんで、鈴木先生なの。」って怒りながら雛子が近づいてくる。

そっか雛子、1組だっけ。
「まぁ、仲良くやりなさいよ‼︎」って笑うと、雛子はむくれながら、「もぉ、ほんとやだ。」って言いながら去っていった。