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先生…私を見て。
第3章 高2の5月。
「ぅう…」

「目覚めた⁇中村、途中で気を失っちゃって…」
とコーヒーをすすりながら先生が言う。

返事をしたいが声が出ない…。
止まっていた脳みそを必死で稼働させる。

あ、やばい。先生とすごいことしてた…!

慌てて自分の身体を見ると、先生が着せてくれたのだろう元通り服を着ている。

安心していると先生が水をくれる。そして、私の頭をなでながら
「これからよろしくな」と言った。

私はコクコクと頷くことしかできなかった。
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