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先生…私を見て。
第4章 高2の6月。
荷物をまとめて部室を出ると先生が待っていた。

「おっ、来たか。行くぞ!」
そう言って私を家まで送ってくれた。

昨日の事を聞きたい…。
でも、先生の優しさや笑顔を見てるとどうでもよくなってしまう。
そんな事でグズグズしてるのも嫌だった。

私は、「もう忘れよう」そう心の中で呟いた。
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