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先生…私を見て。
第2章 高2の4月。
「電話番号ね…えっと、大丈夫⁇男の電話番号だけど!」と先生は言う。
教えろって言ったのは先生なのに、今更、大丈夫ってなんだよと思いながらも、気にしないでくださいと言った。
「080-××××−××××な。電話かけてみて。」
プルプルプルプル〜
「はいOK!えっと、名前は?」
今になって気づいたが、自己紹介もしてなかった…。
「2年の中村沙耶です。漢字は……。」
「中村な!了解した。なんかあったら連絡するから、ちゃんと出ろよ。」
慣れてない人だと、愛想笑いになってしまう私だが、初対面の先生には心から笑顔になっていた。
教えろって言ったのは先生なのに、今更、大丈夫ってなんだよと思いながらも、気にしないでくださいと言った。
「080-××××−××××な。電話かけてみて。」
プルプルプルプル〜
「はいOK!えっと、名前は?」
今になって気づいたが、自己紹介もしてなかった…。
「2年の中村沙耶です。漢字は……。」
「中村な!了解した。なんかあったら連絡するから、ちゃんと出ろよ。」
慣れてない人だと、愛想笑いになってしまう私だが、初対面の先生には心から笑顔になっていた。