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恋花火
第12章 送り狼
そして放課後、部活の時間。


大丈夫


私全っ然浮かれてません。


今朝のことはなかったことにする。


陸先輩にキスされたからって、彼女ヅラしないから安心してください。


「松下〜おまえ生物のレポート提出してないだろ。」

「うんうん…えっ!?」

「居残りして提出していけ。」

「先生!今日は大事な任務があるので居残りはちょっと…」

「単位もらうよりも大事なことなのか?」

「え、単位は…欲しいです。」

「じゃあちゃんとレポートやりなさい。」

「はい。」


あーーー!!!


私のバカ!!!


今日は誰よりも早く部活に行って、陸先輩に言う事があったのに!!


今朝のアレはなかったことにしましょうって。私気にしてませんから!!って言いたかったのに……


「よし、しっかり受け取ったぞ。今度は期日守れよ。大体にしておまえはな…」


担任のお説教。


早く終われ〜!!私は部活に行かなきゃなんだー!!


そう願っていたら、ちゃんと先生の話を聞いていない私にバチが当たった。


たぶん、部室の鍵を職員室に届けに来たであろう陸先輩と、職員室にて鉢合わせ……


「先生!お説教はもう勘弁してください!」小声で懇願してみる。


けれどお説教は止まらない終わらない。


陸先輩に良いところ見せたいのに……


今朝、気まぐれでキスした女がこんなんでほんとごめんなさい…


心の中で、担任ではなく陸先輩に謝罪した。
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