この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
卑猥な赤色電飾
第1章 処女喪失
シャワーを浴びて、パイル地の白いバスローブに身を包み、先輩がシャワーから戻るのを私はやたらとデッカいベッドの上で正座をして待っていました。
私の目前には裸の女性と男性が、お股同士を結合させ軽快なリズムを打ち合う映像が流れています。
はじめて観たアダルトビデオでした。
ただ、それを観ていた私は何も感じていませんでした。そう、ぼーっとテレビで相撲を観ているような感覚でした。
22歳にして、未だ男性に胸焦がした事のない私は、まだまだオコチャマだと言うことでしょう。
相撲のようなアダルトビデオを観ていた私は、バスルームのドアが開く音に慌てふためき、リモコンをベッド下へと落としてしまいました。先輩がシャワーから出てくるまで、とリモコンの電源ボタンに指を掛け、万全の体勢でアダルトビデオを観ていたのですが…
「なんか嘘臭い喘ぎ声だな。」
と言いながらリモコンを拾う先輩。
私は何だか恥ずかしくなり、黙っていました。
「これまだ観る?それとも、エッチする?」
えっ?と聴き返すのがやっと、その瞬間思考がプツっと停止してしまいました。
「こんな嘘臭い喘ぎ声なんか聴きたくないしね。消しちゃうよ。」
そう言いアダルトビデオを消した先輩がベッドへ近付いて来ます。
息が掛かるほど顔を近付けた先輩に、なんとか声を絞り出し聞いてみました。
「何もしないんじゃ、なかったのですっ…」
最後まで言わせまい、とでも言うかのように、唇で口を塞がれました。
私の目前には裸の女性と男性が、お股同士を結合させ軽快なリズムを打ち合う映像が流れています。
はじめて観たアダルトビデオでした。
ただ、それを観ていた私は何も感じていませんでした。そう、ぼーっとテレビで相撲を観ているような感覚でした。
22歳にして、未だ男性に胸焦がした事のない私は、まだまだオコチャマだと言うことでしょう。
相撲のようなアダルトビデオを観ていた私は、バスルームのドアが開く音に慌てふためき、リモコンをベッド下へと落としてしまいました。先輩がシャワーから出てくるまで、とリモコンの電源ボタンに指を掛け、万全の体勢でアダルトビデオを観ていたのですが…
「なんか嘘臭い喘ぎ声だな。」
と言いながらリモコンを拾う先輩。
私は何だか恥ずかしくなり、黙っていました。
「これまだ観る?それとも、エッチする?」
えっ?と聴き返すのがやっと、その瞬間思考がプツっと停止してしまいました。
「こんな嘘臭い喘ぎ声なんか聴きたくないしね。消しちゃうよ。」
そう言いアダルトビデオを消した先輩がベッドへ近付いて来ます。
息が掛かるほど顔を近付けた先輩に、なんとか声を絞り出し聞いてみました。
「何もしないんじゃ、なかったのですっ…」
最後まで言わせまい、とでも言うかのように、唇で口を塞がれました。