この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
卑猥な赤色電飾
第2章 彼
ラブホテルで初体験をし、その4ヶ月後のクリスマスに入籍となりました。
今から考えると…

「もったいない人生…。」

主人が出て行き静まり返ったリビングで、牛乳と砂糖タップリの甘いカフェオレを飲みながら、声に出してみました。
声に出すと余計に、面白くない人生であったと益々哀しくなるのです。

結局、あのラブホテルの赤色電飾に照らされた壁のバッテンは使いませんでした。
主人のSEXは、いたって普通だそうです。

主人が最初で最後の男になるとは…
大正か昭和初期ならば当たり前な話でしょうか。
何故もっと恋に貪欲に、性欲旺盛な青春を送らなかったのか。そればかりが後悔でなりません。

そのせいか、主人に見つからない場所で、ネット配信のアダルトビデオを観たり、SMグッズの通販サイトを閲覧しては使用風景を想像し、知識だけはアダルトビデオを製作出来るほどに膨らみ、下半身の疼きをなだめるように摩る事が日課になりました。

「はぁー…。」

溜め息しか出ない私は、カフェオレを飲もうとしましたがマグカップは空で、更に大袈裟にはぁーっと溜め息をつき項垂れました。

リビングの静寂に突然、電話の音が鳴り響きました。

滅多と鳴らない家の電話。

「はいっ。吉村です。」
/9ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ